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No.9「MXR/phase90の製作」
さてさてphase90の製作です。OPアンプを3個とFET4個にトランジスタ1個を使う
ということもあり、プリントパターンの設計時にMXRサイズを断念(汗) まぁ無理に小さくすることもないだろうとか言い訳を考えてます。 phase100と同じ大きさだし。エフェクターとしては普通でしょう。 プリント基板のエッチングで片隅だけがエッチング不足だったので 容器を斜めにして残りを徹底的にエッチングしてるところです。 そして出来たのがこれです。今回はガラスエポキシを使ってみました。 厚さ1mmと薄いのですが、耐久性があるそうで。 しかし個人的には今までのフェノールの方が好きかも。実験用も含めて2枚です。 ここで製作をUPする前に、実験用を作っておきました。 FETをソケットにセットするようにして色々な特性を差し替えてみます。 これで実際にかかりの良いものを4個選別して決めたのを基板に実装します。 前回製作したIdssチェッカーと共に大活躍で、今度作る時があっても確実に製作できますね。 組み込んで基板が完成したところです。 OPアンプやFETは整頓して並べるように設計したつもりです。 ジャンパー2本使ってますけど、なかなか良いんじゃないですかねぇ? いつも通り可変抵抗器は基板の裏に固定します。 この可変抵抗器と各単線で基板をケースに固定するのですが、今回はこの部分を いつもより太い0.8mmの単線で固定しました。ポットが1つですからね。 他のGNDやVccはいつもすべて0.8mmの単線です。 LEDは今回は基板に付けませんでした。ポットが1つなので安定性を考えてのことです。 もしかしたら基板がふらついてLEDが引っ込んだりするかな?と思って。 実際にはガッチリ固定出来たんですけどね。あとは場所ですね。 ケースの真中あたりにスペースが空くのでそこにLEDを持ってきて付けます。 整流用ダイオードも基板には入れませんでした。ちゅーか、忘れてました(汗) なのでDCジャックの部分に取り付けます。これはメーカーでもよくこうしてますね。 まぁ、こういうやり方もあるってことで。 あとはトリムつまみで微調整して完成です。 フット・スイッチはCLIFFにしました。なかなか良いクリック感です。 今回からDCジャックを右側にしました。MXRがそうなので。(笑) なんで今まで左だったんだろう? 音はどうですか?おぉ〜、名機の音ですね。 アルペジオやカッティングで効果を発揮します。コーラスより味があっていいと思います。 コントロールも「SPEED」のみってとこがまた渋いですね。 2005.2.10 |
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