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No.16「A-B BOXの製作」
えー、突然ですがA-B BOXが欲しくなりまして。
ほんとに簡単なものでいいんです。 エフェクターの開発の段階で、まだ音の設定が決まる前の調整するのに ケースもスイッチも無いような基板だけの試作品を アンプ直の原音とエフェクト音の差を比べる時とかにですね、 いちいちシールドのプラグをアンプに繋ぎ替えるのが面倒で。 で、とくに演奏で使用するとかじゃなくて実験で使うだけなので ケースなんかなんでもいいかと(笑) 以前に実験とかで穴を追加しながら使いまわしてたケースが手元にあるので それを使うことにしました。 ビバ!リサイクル♪ これは穴の位置が微妙ですけど使える穴はそのまま使うとして 側面のジャック用の穴だけ1組追加で穴を開けました。 でもいらない穴が多いですね。 別に自分で実験で使うだけなのでこのままでもいいんですけど 穴だらけっていうのもアレなんで・・・ パテで埋めて使うことに。えへえへ。 さて、まずは不要な穴をパテで埋めます。 ダイソーの100円パテです。 「木工用以外には使用しないで下さい。」とか書いてありますが、 無視して使います(笑) さて、一晩おいて乾かしたらしっかり固まったのですが このままだと凸凹なので、サンドペーパーで表面を仕上げます。 硬質のゴムで出来た添え木(なんだそりゃ)を使ってやったので 綺麗に平らになったと思います。 ただこのままでは見た目が良くないじゃないですか。 そりゃそうですよね。 なので、塗装するわけですよ。 素材がアルミということもあって、下地にサフェーサーを吹きます。 家にあった車用のホワイトサフェーサーです。 ケース表面は粗いペーパーで若干ザラザラにしておくと食いつきがいいです。 もうどこに穴があったか分かりませんね。 なんだか色を付けなくてもこのままで綺麗です。 さぁ、レタリングしましょう。 水シールでレタリングしてアクリルのクリヤーで保護膜のコーティング。 ピカピカのテカテカです。 A-B BOX・・・エービーBOX・・・エビで! エビの絵をBMPで簡単に描きました。 おぉ、なんだかいいんじゃね? あとは普段の実験用のジャックやらスイッチが色々とその辺にあったので 適当に選んで(適当というわけでもないが・・)組み込んで配線します。 完成です。こんな感じに仕上がりました。 操作性からフットスイッチじゃなくてトグルスイッチにしました。 このトグルスイッチも前に何かで使った中古です。 ビバ!リサイクル♪ ほとんど家に転がってた材料で製作したので、 この為に買ったのは粘度パテ(105円)だけです。制作費105円。安っ。 これでプラグの抜き差しせずに「原音」と「開発中のエフェクト音」を 素早く簡単に切り替えできます。 はい。用途はそれだけでございます。 2007.4.14 |
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